令和6年4月以降の新型コロナワクチン接種
新型コロナワクチンの全額公費による接種は、2024年3月31日で終了しました。
2024年4月1日からは、任意接種として自費で接種いただけます。 65歳以上の方および60~64歳で対象となる方(※)には、令和6年度10月から自治体による定期接種が始まりました。※60~64歳で心臓、腎臓又は呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
詳しくはこちらをご確認ください。
エキスパートが解説するDr.コラム
コラムをお読みになりたい場合は、クリックしてご確認ください。忽那 聡志 先生
感染症専門医
中野 貴志 先生
川崎医科大学小児科学教室 教授
世に出るまでの道のりを辿ります。
石井 健 先生
東京大学医科学研究所 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 教授/国際ワクチンデザインセンター センター長
mRNAについて
mRNAとはなにか?
体のあらゆる細胞に存在します。 すべての生物に欠かせない構成要素であり、
数十億年も前から細胞内に存在しています。
その名前が示すように、mRNAは情報を伝える役割を果たします。
細胞内で他の成分と相互作用し、必要なたんぱく質を作るのを助けます。
あなたのための新型コロナウイルス対策
がんの治療を受けている方は新型コロナウイルスの重症化リスクが高いとされており、ワクチン接種について前向きな検討が呼びかけられています。ただ、手術や放射線治療、薬物治療など、治療ごとにワクチン接種の望ましいタイミングや注意点が異なるため、主治医と相談することが大切です。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
一般社団法人日本癌学会 Q&A Q1.Q2
https://www.cancer.or.jp/modules/public/index.php?content_id=3
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
糖尿病の方は、新型コロナウイルスの重症化リスクが高いとされており、ワクチン接種が推奨されています。ただし、ワクチン接種時は、副反応に注意が必要です。副反応による体調不良や食欲不振は血糖値の乱れにつながる可能性があるため、シックデイ(感染症などの病気にかかり、発熱、嘔吐、下痢、食欲不振になり、血糖値が乱れやすくなった状態)の対応を行います。ワクチン接種前に、薬の服用方法などシックデイの対応を、主治医に確認しておきましょう。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
一般社団法人日本糖尿病学会 糖尿病患者の皆様へ:今一度シックデイ対策を
http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=242
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
気管支喘息があってもワクチン接種を受けられます。特に、発作を繰り返すなど症状が不安定な方は、新型コロナウイルスの重症化リスクが高いと考えられ、接種が推奨されています。稀にですが、ワクチン接種後に軽い喘息発作を起こすとする報告もあるため、ワクチンを接種する場合は、医師の指示にしっかり従って薬の吸入などを行い、体調を整えておきましょう。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
一般社団法人日本アレルギー学会 新型コロナウイルスワクチン接種について (学会声明)https://www.jsaweb.jp/modules/news_topics/index.php?content_id=585
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
食物や医薬品、花粉などにアレルギーがある方でもワクチンを接種できます。ただし、これまでにアナフィラキシーなど重いアレルギー反応を起こしたことがある方は、接種前に医師に相談するようにして下さい。また、ワクチン接種後30分間は接種場所で待機して、通常より長く経過観察を受けるようにしましょう。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Ahttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
一般社団法人日本アレルギー学会 新型コロナウイルスワクチン接種について (学会声明)
https://www.jsaweb.jp/modules/news_topics/index.php?content_id=585
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
免疫不全のある方がワクチンを接種した場合、一般の方が接種するよりも、感染予防の有効性がやや低くなる可能性が指摘されています。ただ、HIVに感染している方や自己免疫疾患などの病気がある方、薬の使用により免疫力が低下している方は、新型コロナウイルスの重症化リスクが高く、ワクチン接種の意義は大きいと考えられます。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Ahttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
肥満のある方、特にBMIが30kg/m²以上の方や糖尿病、高血圧の方は、新型コロナウイルスの重症化リスクが高いとされており、ワクチン接種が推奨されます。また、健康を維持するためには、ワクチン接種だけでなく運動も大切です。リモートワークなどで運動量が低下している方は意識して身体を動かしてみましょう。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Ahttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
高齢の方は新型コロナウイルスの重症化リスクが高いとされているため、こまめな手洗いや咳エチケットなど、個人でできる感染対策を継続しましょう。一方で、感染を恐れて外出を避けるような状態が続くと、心身の機能が低下してしまう可能性があります。感染対策を意識しつつも、適度に運動したり、人との交流を楽しんだりすることが大切です。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.htmlを参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
高齢妊娠のほか、肥満や高血圧、糖尿病などの背景を持つ方は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いと考えられます。人混みを避けて、こまめな手洗いを実施するなど、個人でできる感染対策に努めましょう。なお、ワクチン接種は、妊娠中の時期を問わずに受けることができます。 ※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 妊婦の方々へ
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000822215.pdfを参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
ワクチン接種から数日は副反応に注意が必要です。12歳未満の子どもの場合も、成人と同様に、接種部位の痛みやだるさ、頭痛、発熱といった症状が多くみられます。なお、接種後に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Ahttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
ご本人の接種意思が確認できれば、ワクチンを接種できます。接種意思の確認は、家族や主治医、高齢者施設の従事者など身近な方がサポートをしながら、本人の接種の意向を丁寧に酌み取るようにしましょう。接種を希望されているにもかかわらず、何らかの理由でご本人が同意書に署名するのが難しい場合は、家族などが代筆することもできます。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html一般社団法人 日本神経学会 COVID-19 ワクチンに関する日本神経学会の見解 第4版(2021年8月26日) P.2 Q1
https://neurology-jp.org/covid/pdf/20210827_01.pdf
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
※ワクチン接種については主治医とご相談下さい。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
公益社団法人 日本小児科学会 小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補)
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=507
を参考に作成 (2024年10月17日閲覧)
腎臓病の方もワクチン接種を受けられます。特に、治療で免疫抑制剤を使用している方や透析を受けている方は、新型コロナウイルスの重症化リスクが高いとされており、接種が推奨されています。ただし、重症化リスクは患者さんによって異なりますので、ワクチンの必要性や接種のタイミングは主治医と相談しましょう。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa_archive.html
一般社団法人 日本腎臓学会 腎臓病患者診療における新型コロナウイルス感染症について
https://jsn.or.jp/topics/covid19/_3688.php
日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染対策合同委員会 新型コロナウイルス感染症5類移行後の無症状・軽症患者の外来透析を行う際の隔離透析期間等の考え方について
http://www.touseki-ikai.or.jp/htm/03_info/doc/20230427_Outpatient_dialysis_after_transition_to_category5_of_COVID-19.pdf
一般社団法人 日本腎臓学会 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンについて 〜 腎臓病で免疫抑制薬を使⽤している患者さんへ 〜
https://jsn.or.jp/medic/data/For-patients_ver%203.pdf
リソース
厚生労働省サイト
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